広木克行先生の講演会に行ってきました

今日は、神戸大学名誉教授の広木克行先生の講演会

「子どもがみんな笑える日まで」( NPO法人子育てサポートひょうたん山主催)

に参加してきました。

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広木先生は2年に1回は舞鶴に講演に来られていて、今回2年ぶりにまたお話を聞きました。

もう、7~8回聞いているという方もありました。
そんな長い間、講演会を企画されているのは子育てネットワーク(舞鶴・登校拒否を考える親の会)
の皆さんで、このような機会を作ってくださっていることに感謝です。

子育てネットワークは、1993年に発足され、毎月1回日曜日の午後1時~5時に懇談会を開催されています。
お子さんが、学校へ行けない、行きたくないという親御さんに参加していただけます。

みき助産院で開催している「十人十色」は平日開催なので、お仕事をされていて、日曜日なら参加できるという方は、こちらに参加されてはいかがでしょうか?
男性の方も参加されているので、お父さんも参加しやすいと思います。

次回は1月20日(日) 2月17日(日) 開催
13時~17時
参加費なし ただし、会場費として100円~300円程度(カンパ)
連絡先 安久まつ代さん TEL0773-75-5010


さて、広木先生のお話は
何度聞いても、深く、先生の人柄がにじみでるあったかい講演でした。

印象に残った内容は

最近、子どもの不登校、暴力、いじめ、問題行動が低年齢化して、小学校の低学年にまで広がっていること。
若い先生たちが、疲弊して、心を病んで、やめていく方がたくさんいるというお話に、本当に日本の教育はなんとかしないと・・・と思いました。

今の、日本の教育は会社で働ける人を作るための人材育成が中心で、人間育成という教育になっていないこと。

ニュージーランドなど、教育の進んだ国では、9歳までは、思いっきり自然のなかで遊ばせて、自分がどんなことが好きで、どんなことが得意なのか、その中で知ること。それから自分の学びたいことを見つけていくので、学びの意欲が違うこと。などを聞きました。

広木先生は、子どもの早期教育の弊害をずっと話されていましたが、いまだにその声は一部の人にしか届かず、早期教育をすすめる傾向が続いています。

不登校傾向の中学生が33万人、10人に一人といわれるいまこそ、子どもの育ちをどう保障していくのか考えなければならないと思います。

今、大学生の学生の相談に「将来何をしたらいいのかわからない」という悩みが多いそうです。
そんな、悩みを言われた時には
親には
子どもを比較の目で見ないこと。(普通はこうでしょ?とか、世間と比べて、誰かと比べることをしない。)
子どものどこが素敵か、その子らしさは何か、そんなことを伝えること。

子どもには、
目に見える学力だけでなく、目に見えない学力をつけること。
それは、自分が好きだと思うことをすること、好きなことを夢中でしているなかで、見えない学力がつく。
その中から、したいことが見つかること。

そんなアドバイスをされるそうです。

ほかにもいろいろ、いいお話があり、このお話を保護者の方、学校の先生や、保育園の先生、子育て支援に関わる人にもっと聞いてもらえたらなあと思いました。


余談ですが、広木先生は昭和20年生まれ。
樺太で生まれて、終戦で命からがら日本に家族で戻ってこられて、当時はたくさんの子どもが引き揚げの途中で亡くなる中、生き残ることができたそうです。でも、お母さんの母乳もでなくて、栄養失調で虚弱児となり小学校4年生の時でも1年生より小さかったそうです。(今は立派に大きくなられていますが)
お父さんは、シベリアに抑留されていたとのこと。
なんだか、引き揚げに、シベリア抑留と、舞鶴とのご縁を感じました。







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このページは、miki-shinguが2019年1月19日 21:46に書いたブログ記事です。

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