2016年1月アーカイブ

去年は私の人生において大きく変わる年で、ノンストップで駆け抜けた1年でした。
ブログの更新が出来ないままでいましたが、パソコンに向える時間ができ、新年に再開にあたって今後の私の夢についてお話します。

夢の実現は、たくさんの人に夢をお話して、イメージを共有し、イメージを膨らませることが必要と思っています。

私の夢は、10年後に舞鶴市に母子健康センターを作ること。
それは、高齢者のデイサービスのようなイメージの施設です。
妊娠出産から子育てまで包括的な支援ができる施設。

一人でも多くの女性、家族が妊娠、出産の体験が幸せな体験になり、また産みたいと思えるお産ができること。
子どもを愛おしいと思えるお産と子育てができること。
そのためには、妊娠中から産後1年にかけてフォローできる助産所のような施設が必要です。
でも、個人の助産所経営は個人の相当な努力によるもので、その人が運営できなくなれば後に続く人はいません。

お産をサポートする医師も、助産師も、保健師も、楽しく、生きがいを持って仕事が継続的にできるしくみを作りたい。
そのためには、産婦人科医師が減少している時代にどんなしくみつくりをしたらいいのか?
そう思った時に公立で運営することが必要であり、母子健康センターを設立する!という目標ができました。

母子保健法の二十二条に書かれている母子保健センターは、市町村が運営する助産所です。
母性並びに乳児の保健指導を行い、又はこれらの事業にあわせて助産を行うことを目的としています。
昭和三〇年代には日本の各地にありましたが、病院、診療所などの施設分娩が増えたことでなくなり、今日本でたった一つお産ができる母子健康センターが大阪府高石市に存続しています。
今、この施設が各地から注目されており、ここでお産をする方も増えています。
高石市(人口約58000人)は舞鶴市(約85000人)よりも少ない人口であるにも関わらず、高石市母子健康センターでの年間分娩件数が100件を超えています。
魅力的な分娩施設に、市外からも来られる方が多いそうです。
昨年の11月にこちらの師長さんとご縁をいただき、見学に行くことができました。

CIMG1066.JPG
広い敷地の中には、高石市診療所、休日診療所だけでなく、老人保健施設や、保健センターがありその中の1つに母子健康センターがありました。

CIMG1070.JPG

入り口から奥へすすんで行くと、老人保険施設(きゃらの郷)があり、その奥に母子健康センターがありました。






CIMG1071.JPG

母子健康センターの玄関です。










CIMG1073.JPG この年季の入った母子健康センターの看板は、
                            昭和33年設立当初のものだそうです。

CIMG1076.JPG         入院室     CIMG1098.JPG 診察室



CIMG1100.JPG






分娩室











CIMG1084.JPG 自然療法外来のお部屋 
 CIMG1080.JPG アロマセラピーやハーブ療法をされています。

常勤助産師と非常勤助産師を合わせると全員で9人。
日勤2人、夜勤1人。お産があれば待機の助産師が来られるそうです。
印象深かったのが、スタッフの皆さんがとても生き生きと楽しく働いておられたことです。
医師がいないため、助産師一人一人の責任は重いですが、一人一人が自分の仕事に責任を持ち働いておられました。
また、その日は5人のお母さん達が入院されていましたが、皆で昼食をされとても楽しそうに和気あいあいとされていました。
常に、嘱託医師と連携をとり、緊急時には連携している医療機関に搬送されますが、搬送することも少なくほとんどの方が正常にお産をされているそうです。

施設は一見個人の産婦人科病院の様な感じですが、場の雰囲気がとても柔らかく温かい空間でした。
その雰囲気は師長さんはじめスタッフ一人一人の方が作られているものだと思います。
この空気感は実際にその場に行かないと感じられないものなので、見学に行かせていただいて本当に良かったです。

この施設は平成15年に立て替えをされたそうです。
スタッフの皆さんは、少しでもお母さん方がくつろげるにはどうしたらいいか、飾り付けなどいろんな工夫をされていました。

お産は空気でするものだと感じています。緊張した場の空気、緊張した人間関係のなかでは、お産はスムーズにすすみません。
お母さんがいかにリラックスできるかがカギです。
そのため、今後このような施設を作るには、一番大切なのがソフトの面。その場の空気を作る施設のスタッフの意識とモチベーション。
ハードの面ではできるだけ病院の雰囲気を少なくして、家庭の中にいるような雰囲気を作ることが課題だと思います。

施設を見学させていただき、この形が今後の日本のスタンダードになってほしいと思いました。
そうすれば、お産が楽しくてもっと産みたいという女性は増えるし、子育てに行き詰って追い詰められる親子も減ると思います。
子育て支援は「産んでからでは遅い!」というのが私の実感で、妊娠中から、出産までにいかに準備できるかがカギだとおもっています。

この夢に賛同したい、協力したいという方がありましたら是非お声かけください!
力を貸していただだけたら嬉しいです。




このアーカイブについて

このページには、2016年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2015年1月です。

次のアーカイブは2016年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 5.12