2013年10月アーカイブ

大丈夫やで

10月19日、20日は日本助産師会近畿ブロックの研修会が京都府で開催され、参加してきました。
たくさんの助産師の仲間とも出会え、交流でき、そして深い研修内容を学ぶことができ、とても充実した2日でした。

その中でもっとも嬉しかったことは、和歌山県、田辺市で開業されている89才の坂本フジエさんにお会いできたことです。

CIMG5878.JPG
坂本フジエさんは、最近テレビによく出演されており、テレビから伝わってくるやさしい空気に、お会いしてみたいなあと思っていた方でした。
坂本助産所のホームページはこちら↓

坂本フジエさんは、今は若い助産師さん達が支えておられ、今も現役で助産師をされています。
「大丈夫やで」「大丈夫やでパート2」と本を出版されています。

本物の坂本さんにお会いして、その雰囲気は凛として、優しく、あたたかく、静かだけど大きな存在感を感じました。
そして握手していただいた時の、つるつるのやさしい手。澄んだやさしい目。
坂本さんの空気を感じるだけでありがたいと思いました。

そして・・・助産所を開業しているメンバーで坂本さんのお話を聞いた時の言葉

「陣痛は赤ちゃんの言葉です」 
「生きて生まれようとしている赤ちゃんが、自分が死ぬようなことはしません。」
「お産は、ご飯を食べてうんこするようなもの。人生の一コマです。」
「自分なりの真心で接していくだけです。」

何人もの自然なお産をする親子と真摯に向き合って来られた方の言葉でした。

陣痛は、赤ちゃんがおこすものなので、強い陣痛も、弱い陣痛もあるけれど、それは赤ちゃんが何らかの理由があってそうしていることです。
その調整の仕方は、自分が生きられるようしているものです。
お産はうんこするようなもの・・・。本来うんこをするときに、考えたり、薬で出したり、肛門を切って引っ張り出したりしないですよね。
ちゃんとした生活をしていれば、うんこをするように何も考えなくてもするっと生まれてくるものなのだという意味だと思います。
60年以上の産婆経験からの深い言葉でした。

私自身も坂本さんに「大丈夫やで」と言っていただいたような気持ちで、
お母さんと赤ちゃんの力を発揮できる自然なお産を一人でも多くの女性に体験していただけるよう、自分にできることを続けていきたいと心新たにできた日でした。



このアーカイブについて

このページには、2013年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年9月です。

次のアーカイブは2013年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 5.12